・短期大学
高等学校を卒業した者または高等学校卒業者と同等以上の学力を持つ者を入学資格とし、2年間または3年間の教育を行う教育機関です。
学校教育法では、短期大学の目的について、「深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成することをおもな目的とする」とされています。短期大学は、大学の枠内の制度ですが、4年制大学は学術の中心としての性格を持つ一方で、短期大学は職業又は実際生活に役立つことを目指しており、それらに必要な能力を育成する専門教育に重点を置いています。
大学と同様に、短期大学の教育課程、学科等の組織、校地・校舎等の最低基準が国の短期大学設置基準で決まっています。卒業要件は、2年制の場合2年以上在学し62単位以上を修得すること、3年制の場合は3年以上在学し93単位以上を修得することとなっています。
卒業すると短期大学士の学位を得ることができます。
短期大学を卒業すると、4年制大学への編入学や短期大学の専攻科への進学の道があります。また、短期大学の専攻科への進学・修了後、独立行政法人大学評価・学位授与機構の審査に合格すれば、学士の学位も取得できます。
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