・キャリア教育
社会人・職業人として自立するために必要な能力や態度を育てることを通して、個人が社会の中で、職業人や家庭人、地域社会の一員などといった役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現していけるようにするための教育のことです。
キャリア教育が必要とされる背景には、日本の産業構造や就業構造の変化や子ども・若者のコミュニケーション能力の低下や職業意識・職業観の未熟さなどの子ども・若者の変化により、学校から社会・職業への移行が円滑に行われていないという問題意識があります。キャリア教育は、特定の活動や指導方法に限定されるものではなく、様々な教育活動を通して行われるものであり、また、勤労観・職業観の育成のみを目的としているものではありません。
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